LOGINそうだよな……。小学校に入る前から、放課後には公園で二人きりで遊び、互いの家を行き来した。一緒にお風呂に入ったこともあったし、隣に並んで眠りについた夜も一度や二度じゃない。小学校も中学校も、毎日のように顔を合わせ、他愛のない話をして、仲良く過ごしてきた。
しかし、俺から離れていったのは、拒絶したのは、カオルの方じゃないか。俺の告白をはっきりと断り、そして一年上の先輩と付き合い始めたのは、他でもない彼女自身だ。今だって、その彼氏と仲良くしているのだろう。勝手に俺を遠ざけておいて、今さら、まるで何事もなかったかのように、気まぐれで仲良くしようとするなよ。俺の心は、そんなに都合のいいものじゃない。俺はそう心の中で叫んでいた。
これまでの彼女の言動が、走馬灯のように頭の中を駆け巡る。昔は「結婚してくれる?」と無邪気に問いかけてきたくせに、大きくなったら「理想が高いから」と告白を断り、そして「あんたとはレベルが違う」と俺の全てを否定した。散々、俺の心を弄んでおいて、今さら何なんだ。
振り払った手に残る、わずかな彼女の体温。それが、かつての温かさを思い出させ、同時に、今の彼女の冷たさを際立たせる。俺は、もう昔の俺じゃない。彼女に都合よく振り回される俺じゃない。そう心に誓いながら、校舎の出口へと、一歩、また一歩と足を進めた。背後から、カオルの呆然とした表情が目に浮かぶようだったが、俺は振り返らなかった。もう、彼女の顔を見ることに、意味はない。俺は、もう二度と、彼女の隣を歩くことはないだろう。
数日後、俺はまたしても校舎裏の茂みの中にいた。誰にも見つからないように身を隠しながら、ふと聞こえてきた女友達たちの噂話に耳を傾ける。どうやら、カオルについて話しているらしい。「ねぇ、知ってる? カオルちゃんと付き合ってる先輩って、すっごいお金持ちで、しかも超イケメンなんだって」
「やっぱりねー。あんなモテる先輩なんだから、言い寄ってくる女なんて山ほどいるよね」
その言葉に、俺の胸はざわついた。どうやら、カオルが付き合っている先輩は、お金持ちで美形。当然ながらモテることは、俺も知っていた。カオルが言っていた「理想」そのものだ。だからこそ、先輩に言い寄ってくる女が大勢いることも、容易に想像できた。そして、カオルもその中の一人だと知ってしまい、俺の心はざわざわと波立つ。
噂はさらに続く。カオルは普段、強気で少しツンツンしているところがあるため、表面上の友達は多いけれど、心から本音を話せる仲の良い友達は俺しかいなかったらしい。だから、先輩の情報を詳しく教えてくれる友達もいなかったのだという。
俺は、そんな上級生の男の話など知る由もないし、そもそも興味がなかった。わざわざ、そんな先輩の情報を俺に教えようとする友達もいなかった。可愛い女の先輩の話なら教えてくれて、一緒に盛り上がったりもするのだが……。
女友達たちの声は遠ざかり、再び校舎裏に静けさが戻ってきた。俺は、胸の中で渦巻く不快な感情と、どうしようもない寂しさを抱えながら、ただ静かに立ち尽くしていた。
俺がカオルを避けるようになってから、さらに数日が経った頃だった。またしても校舎裏で耳にした噂話は、俺の胸に重くのしかかる。
どうやら、あの校舎裏でカオルが先輩と行為に及んでいたのを目撃したのは、俺だけではなかったらしい。普段はツンとしていて、成績優秀、誰にでも一目置かれる存在だったカオル。そんな彼女の意外すぎる一面に、周りの生徒たちは引いてしまっていた。彼女の周りから、少しずつ人が離れていっているのだという。
俺は、その噂を聞いて、言葉を失った。カオルは、俺が知らない間に、そんなに孤独になっていたのか。俺は、彼女を突き放したことを、少しだけ後悔した。しかし、それ以上に、俺が目撃した現場が、まさか噂として広まっているとは思わなかった。
普通なら、校舎裏でエッチをしていたなんて噂が広まれば、女子や男子が騒ぎ出して注目の的になるだろう。特に女子は、興味津々に「どんな感じだったの?」「どこまでやったの?」と、面白がっていろいろ聞き出そうとするはずだ。
だが、カオルの場合は違った。そのギャップが、彼女の印象を悪い方へと変えてしまったのだ。陰では「ビッチ」「尻軽」などと、ひどい悪口が囁かれていた。これまで表面上しか付き合いのなかった友人は、腫れ物に触るかのようにカオルから離れていき、誰も彼女に近づこうとしなくなった。そして、昔からの付き合いである俺までが、カオルを避けるようになってしまった。
完全に孤立してしまったカオルは、クラスでも学校でも浮いた存在になっていた。窓際の席で一人、遠くのグラウンドをぼんやりと眺めている彼女の姿が、やけに小さく、儚く見えた。かつて、俺の隣で明るく笑っていた面影は、もうどこにもなかった。彼女の周りだけ、時間が止まってしまったかのような、静寂が漂っていた。
「……え? う、うん。置いて行かないでね……」「は? 俺がアマネを置いて行くわけないだろ! ずっと一緒にいるって言っただろ」「……それ、言ったの……わたしだよ」 アマネは、俺との会話にも慣れてきたのか、ツッコミを入れてくるようになった。そんなアマネの様子が可愛くて、俺は嬉しくなった。 アマネは、俺の腕の中でキョロキョロと周りを見回していた。「どうした?」 俺が尋ねると、アマネは不安そうに俺の顔を見つめてくる。「……えっと……わたしのパンツがないの……」「あ、それ、大切な物だから俺のポケットにしまってあるわ……」 俺がそう答えると、アマネは目を丸くして、頬を真っ赤に染めた。「……え? 大切? わたしのパンツが?」 そりゃそうだろ。大切なアマネの物だし、大切な物に決まっている。人には見せたくないし、無くしたら困る。それに、トイレに直に置いておくのも汚れそうで抵抗があった。「そりゃそうだろ。大切なアマネの物だし。トイレに直に置いておくのも汚れそうで抵抗があったしな……」 俺がそう言うと、アマネは俺の胸に顔をうずめ、震える声で呟いた。「……ユウくん……ありがとね」 ま、自分の服はトイレの床に脱ぎ捨ててあるんだが。 俺たちは二人で服を着て、乱れた身だしなみを整え、最後に深くキスをした。「じゃ、ドアを開けるから」 俺がそう言うと、アマネは小さく頷き、緊張した顔で俺の腕を抱きしめた。 恐る恐るトイレのドアを開け、周りを見回すが人はいない。ホッとした俺は、何食わぬ顔をしてアマネを連れ、デートの続きを始めた。 その後、アマネとデパート
「あ、アマネが嫌じゃなかったらな」「……う、うん。……おねがい……。ユウくんが良ければ……」 アマネは、そう言って、俺の頭を優しく撫でた。俺は、そんなアマネの可愛らしさに、再び心を奪われた。「え? 俺が舐めたいから舐めてるんだろ。帰ったら楽しみが増えたな」 俺がそう言うと、アマネは小さく恥ずかしそうに頷いた。 アマネの可愛らしい言葉に、俺はニヤけてしまった。このまま彼女を抱きたいという衝動に駆られ、俺はアマネの耳元で囁いた。「ここで……挿れちゃって良いかな? ムリなら……おっぱい吸わせてくれるだけでいいから……一人でするから」 俺の方も限界だった。こんな状態じゃ、デートの続きは無理だ。息子は大きく硬くなり、ズボンが膨れ上がっている。「……一人で?」 俺の言葉に、アマネは可愛らしく首を傾げて、不思議そうな顔で呟いた。オナニーを知らないアマネは、男子が一人ですることも知らないのだろうか。「……うん。良いけど……ズボンは……脱いでね? たぶん……濡らしちゃうかも……だから」 アマネは、恥ずかしそうに顔を赤らめてそう言った。うわぁ……それって、俺が挿れてイキそうだってことだよな!? 俺は、アマネの言葉に興奮しながら、嬉しそうに頷いた。 アマネの言葉に興奮した俺は、服とズボンを脱ぎ、全裸になった。その姿を見たアマネは、顔を真っ赤にして両手で顔を覆った。「……わぁ……そこまで、脱がなくても……」 恥ずかしがってベビーベッドに座っているアマネに近づき、俺は優しくその唇を奪った。キスをしな
「イヤならやめるけど……」 俺がそう言うと、アマネは顔を上げ、潤んだ瞳で俺を見つめた。「いや……じゃない……けど、お風呂入ってない。ぬるぬるしてるし……」 アマネの「ぬるぬるしてる」という言葉を思い出すと、俺の頭の中には「くちゅくちゅ」と響いていた音が蘇ってきた。アマネの愛液か……美味しそうだな。 アマネは、恥ずかしさから顔を赤くして俯いていた。その様子が、俺の興奮をさらに煽る。俺は、アマネに近寄ると、座っているアマネのスカートをゆっくりと捲り上げた。「……きゃ、わぁ……や、やぁ……うぅぅ……んっ……」 アマネは、驚きと羞恥が入り混じったような声を漏らした。スカートを捲ると、昨夜とは違う、可愛らしい新しいクマさんパンツに履き替えているのが見えた。その可愛らしさに、俺の理性の箍は外れてしまった。 俺は、興奮を抑えきれずにスカートの中に潜り込むと、アマネのパンツへ頬ずりするように抱きしめた。 アマネは、確かに……恥ずかしそうに顔を赤くして、小さな声で言った。「いや……じゃない……けど、お風呂入ってない。ぬるぬるしてるし……」 俺は、その言葉を思い出して思わずニヤけてしまった。 パンツの確認をするだけなのに、お風呂に入っている必要なんてないし、濡れていても関係ないだろ。そう思った瞬間、俺はアマネの言葉の真意に気づいた。アマネは「ぬるぬるしてるけれど、俺に舐めてほしい」という願望を、羞恥心から遠回しに伝えているのだ。 そのことに気づくと、俺はアマネの健気で可愛らしい言葉と、その裏に隠された官能的な願望のギャップに、胸が締め付けられるような思いになった。 アマネは、スカートの中に潜
俺は、使用されたことなどないだろう子供用の小さなベッドに、軽く腰掛けた。アマネは、俺の膝の上にまたがるようにして抱きついたまま、自分の割れ目を俺の息子に押し当ててくる。 アマネは、俺の唇にキスをしてきた。ここまで積極的にキスをしてきたのは初めてだった。静かなトイレの中に、リップ音が響く。アマネは俺の唇を舐め、吸い付くようにキスをしてくる。その湿り気を帯びたエロい音に、俺はさらに興奮した。 アマネは、腰をくちゅ、くちゅ、と音を立てて動かし、息子を刺激してきた。ますます俺の息子は大きく硬くなり、ピクピクと反応する。その様子に、アマネは甘く熱い吐息を漏らし、俺の耳元で囁く。「んっ……んんぅ……。はぁっ、はぁ……っ、んっ……、ゆう、くん……すきぃ……」 その言葉は、俺の心を震わせた。アマネは、俺の息子を寂しがっているかのように、俺の息子に身体を押し付けてきた。 アマネの可愛らしい仕草と、潤んだ瞳で俺を見つめる様子に、俺は興奮を抑えきれなくなっていた。だが、ここはデパートの多目的トイレだ。いつ誰が来るか分からない。「早く出ないと……怪しまれちゃうからな」 俺は、アマネの髪を優しく撫でながら、そう囁いた。すると、アマネは俺の胸に顔をうずめたまま、分かりやすい残念さを滲ませた口調で呟いた。「……う、うん。……そうだよね」 俺は、そんなアマネの様子が愛おしくてたまらなくなり、彼女の背中を優しく撫でた。「いや、これは……デートを楽しむために一時的に……する……エッチだから。帰ったらゆっくりしような?」 普通なら引かれてしまいそうなセリフを言ってしまい、俺は言ってから不味いと思った。だが、アマネは俺の言葉を聞くと、顔を上げて俺を見つめた。その瞳は、なぜか嬉しそうに輝いている。
昨夜、カオルの母親からのメッセージを読み、俺はイチャイチャする気分になれなくなり、ほーッとしてしまった。きっと、アマネは俺がまだカオルに思いを寄せていると思っているという反応をしている。 アマネを抱きしめたまま、俺はアマネの耳元で優しく囁いた。「アマネは、どうしてほしい?」 俺の言葉に、アマネは俺の腕の中で顔を伏せたまま、震える声で囁き返した。「……カオルちゃんに……見つからないように、かくれようか?」 その言葉に、俺は胸が締め付けられるような思いになった。アマネは俺に気を遣って、カオルに見つからないようにしてくれようとしているのか。そんな気を遣わせてしまっていたのか。「それは、いやかな。……ちゅ、ちゅぅぅ」 俺はそう言うと、アマネの腰に手を回して抱き寄せ、その唇にキスをした。アマネの唇は、少し戸惑っているようだったが、すぐに俺のキスに応えるように、柔らかく重なった。「……んっ、んんっ……はぁっ、はぁ……。やぁ……」 アマネは、体をビクンッと震わせ、驚きと羞恥が入り混じったような声を漏らした。だが、アマネは自然と俺に腕を回し、俺のキスに応えるようにキスを返してきた。 俺がゆっくりと唇を離すと、アマネは視線をカオルの方へ向けて、小さく不安そうに呟いた。「見られちゃってるよ……」 俺はアマネの柔らかな頬を撫でながら答えた。「別にいいんじゃない……俺とカオルは完全に別れて他人同士だし」 俺の言葉を聞いたカオルは、悔しそうな顔をしてその場に座り込んでいた。それを見た彼氏が、慌てた様子でカオルに近寄っていた。 カオルに背を向け、俺はアマネに声をかけた。「じゃ、行こうか……」 俺の言葉に、アマネはニコッと笑顔を見せ、こくりと頷い
その様子が嬉しくてたまらない反面、少しだけ寂しくもなった。せっかくのお買い物デートで、アマネの好きな物の好みを知れるチャンスなのに……。俺は、アマネの気を惹こうと、アマネが少しでも目を留めた商品を見つけては、それについて話しかけた。「アマネ、これ可愛いな。お前に似合いそうだ」 俺がそう言って、アマネがチラッと見たクマのぬいぐるみを手に取ると、アマネはパッと俺の顔を見つめ、満面の笑みを浮かべた。俺の腕に絡みついたまま、ぎゅっと抱きついてくる。「……うん、可愛い。でも、わたしが欲しいのは……これ、じゃない……」 アマネは、俺の腕から離れまいとするように、更に強く抱きついてきた。俺は、その熱い視線に、ドキドキと胸が高鳴る。「じゃあ、アマネが欲しい物って、なに?」 俺がそう尋ねると、アマネは恥ずかしそうに頬を赤くさせ、俺の胸に顔をうずめた。「……ユウくん」 そう小さな声で呟き、俺の腕にすり寄ってきた。俺は、そんなアマネの可愛らしい仕草に、もうどうにかなってしまいそうだった。 俺は、アマネの言葉に混乱した。え? 俺、今……欲しいものを聞いたんだよな? 俺が欲しいって……なに? えっと……それ、嬉しいけど。嬉しいけど……どうすればいいんだ? そんなことをデパートのど真ん中で言われても、俺の頭に浮かぶものと言えば、昨夜、身体を重ね、俺を求めていたアマネの姿だけだった。 その考えは、俺の身体に瞬時に現れてしまい、息子が反応してしまう。アマネは俺の腕に顔をうずめたまま、俺の身体の変化に気づいたのか、嬉しそうな吐息を漏らした。俺は、その吐息に、さらに興奮を加速させられた。「え?」 思わず、俺はアマネに聞き返した。アマネは恥ずかしそうに頬を染め、上目遣いで潤んだ瞳を俺に向けてくる。その瞳から視線を逸らし、俺はアマネの濡れた艶やかな唇に移した。